意識して練習する」という事です。 意識して練習すると、何も考えずに練習するより何倍も上達が早まります。 そんなの言われなくても分かってるという方も多いでしょう。 でも本当にできている人は少ないです。 私自身も完璧にできているとは思っていませんし、まだまだ足りないと感じています。 今回は、私が普段どういうポイントを意識しているかを紹介します。 ミスの原因を切り分ける 自分がミスをした時、ガッカリしたりイライラしたりするだけではもったいないです。 なんで今のミスが出たのか、どこが悪かったのかをしっかり考えることが大切なのです。 そうやって自分のフォームを分析して、次の改善点を見つけることが上達のポイントになるでしょう。 ただ気を付けて頂きたいのが、ミスの原因を考えすぎて、それに振り回されてはいけないという事です。 凡ミスや普段しないような突然のミスなんかは、忘れてもいいと思います。 自分が良くやるミスや、普段しないミスだけどそれが続いている場合などを分析しましょう。 ポイントを絞る 押し手はこう、引き手はこう、セットアップはこう。 こんな感じでいくつものポイントを一気に直そうとする人がいます。 ですが人間は同時に複数のポイントを意識できません。 たとえ自分の中では同時に意識できていると感じていても、実際は意識は分散しています。 それではどっちつかずになってしまいますね。 ですので1射の中で意識するのは1か所だけにしましょう。 直したい箇所が複数あっても、意識するのは1か所だけです。 そしてできればその箇所が直ってから、次の箇所に取り掛かるようにします。 欲張らずに1つずつ、着実に直していく方が結果的に最短で上達する方法です。 急がば回れですね。 私が中学時代にやっていた卓球では、試合で勝利したのは3年間で1回だけと、最弱レベルでした笑 しかも一番まじめに、サボらず練習していたのに、適当に練習している同級生に勝てませんでした。 それが高校でアーチェリーを始めてから、全国大会に出るようになりました。 その1番の違いが、「意識して練習する」ことだったんだとと思います。 中学ではまじめに練習に参加はしてましたが、ただ単純にボールを打っていただけでした。 それが高校になって、顧問の先生から言われた「お前たちはプレーヤーではない、アスリートなんや。アスリートは日々の練習を無駄にしてはいけない。1本1本を大切に練習しなさい。」という言葉で目覚めて、しっかり考えて意識して練習するようになりました。 皆さんもこの機会にもう一度、自分が意識して練習できているかどうか振り返ってみてください。]]>